Java 版 Minecraft 1.19.1 がリリースされています。本リリースでは、アレイを増やせるようになった他、プレイヤーの安全性を向上させる新機能が追加されています。
機能
- アレイが増やせるようになりました
- スカルク カタリストを微調整
- Chat Trust ステータスを追加
- チャットのプレビューに新たな設定を追加
- プレイヤーの通報機能を追加
アレイ
- アレイがジュークボックスで再生されているレコードに合わせて踊るようになりました
- 踊っているアレイにアメジストの欠片を渡すと、アレイを 2 体に増やせます
- 次にアレイを増やせるようになるまでは 5 分のクールダウン時間が必要です
スカルク カタリスト
スカルク カタリストは経験値を 20 ポイントではなく 5 ポイントドロップするようになりました
チャット
- チャットのスクロールバーを右側に移動しました
- メッセージを書いているときに、表示されているメッセージの署名状況が色付きのインジケーターで示されるようになります
- インジケーターはチャット入力欄の左、またはチャットのプレビューが使用中の場合はプレビューの左側に表示されます
- 表示中のメッセージが署名されている場合は、インジケーターが青色で示されます
- チャットのプレビューが有効で、プレビューが署名待ちの場合は、インジケーターがオレンジ色で示されます
- チャットのプレビューが署名待ちのときは、背景がわずかに薄く表示されます
- 安全なチャットを強制しないサーバーに接続しようとすると、警告メッセージが表示されるようになります
- 社交設定画面のプレイヤー一覧が、直近でメッセージを見たプレイヤーから順に表示されるようになります
Chat Trust ステータス
- Secure Chat システムの署名がない、またはサーバーによって変更されているメッセージはマーキングされるようになります
- 署名が存在しない、または無効なメッセージは「安全ではありません」と表示されます
- 編集されたメッセージは「編集されています」と表示されます
- メッセージの信頼状況には色付きのインジケーターとアイコンの両方が表示されます
- 色付きのインジケーターは常時表示されています
- アイコンはチャット画面が開いているときだけ表示されます
- アイコンにカーソルを合わせると、信頼状況の詳細を確認できます
- 変更されたメッセージの場合、変更前の安全なテキストもツールチップに表示されます
- システムメッセージ(コマンド出力などの非プレイヤーチャット)はグレーのインジケーターで表示されます
チャットのプレビュー
- メッセージ送信時にチャットのプレビューを更新する「When Sending (送信時)」の設定を追加しました
- メッセージの送信を確定したい場合は Enter または Return キーを 2 回押す必要があります
- これまで「ON (有効)」と表示されていたものが「Whilde Typing (入力時)」という名称に変更されます
- 「入力時」モードでは、メッセージがサーバーに変更されていなければプレビューを表示しません
- チャットのプレビューがシングルプレイで有効になり、/say などのセレクターによる置換が含まれるコマンドを使用した場合に表示されます
- ホバーやクリックイベントのプレビューが不透明の背景で強調されるようになります
プレイヤーの通報機能
ゲームチャット内で不適切なメッセージを送信したプレイヤーを通報できるようになりました。通報者は不適切なコンテンツを含む個別チャットメッセージのほか、通報の種類を選択する必要があります。モデレーターが内容を精査するために提供をお願いしています。社交設定画面から通報することが可能です。
- 複数のチャットメッセージを同時に通報することができます
- 選択したメッセージ以外のメッセージも、内容を精査するためにモデレーターに使用される場合があります
- 通報の種類は通報カテゴリーの一覧から選択することができます
- 通報カテゴリーの画面には「通報について」ボタンが表示され、クリックするとヘルプ記事にアクセスできます
- 通報に関する、さらなる詳細や情報を提供するため、コメントを追加することもできます
詳細についてはこちらのプレイヤーの通報に関する記事 (英語)、および通報に関する FAQ (英語) をご確認ください。
アカウント凍結とバン
- オンラインプレイを禁じられている場合、ゲーム開始時に通知が表示されるようになります
- アカウント凍結の理由と期間もあわせて表示されます
Realms
- Java Realms Profanity Filter でフィルタリングされたメッセージが黄色いマークで表示されるようになります
- Realm 上で送信したメッセージが 1 人以上のプレイヤー向けに完全にフィルタリングされた場合は、プレイヤーに通知されます
技術的変更
- チャットの入力欄が、送り幅が負のカスタムフォントのグリフ、または送り幅が 32 以上のグリフに適用しなくなりました
チャットタイプ
- chat_types のレジストリに追加されたチャットタイプが、システムメッセージではなくプレイヤーチャットにのみ使用されるようになります
- system と game_info を削除しました
- チャットタイプを簡略化し、chat と narration の装飾の定義にのみ要求されるようになりました
- チャットタイプがオーバーレイをサポートしなくなりました
- オーバーレイで表示したい場合は代わりにシステムメッセージを使用します
- msg_command を msg_command_incoming とmsg_command_outgoing に分割しました
- team_msg_command を team_msg_command_incoming とteam_msg_command_outgoing に分割しました
- チャットタイプのパラメーター team_name の名称が target に変更されました
- このパラメーターは msg_command_outgoing に使用されます
コンポーネント
- テキストコンポーネントに関するクリックイベント run_command で、直接チャットメッセージが送信されなくなりました
- コマンドにのみ対応しています
- 今後は値の先頭に / を入れる必要があります
- 署名されたプレイヤーチャットメッセージを作成する /say などのコマンドが利用できなくなりました
- 代わりに /tellraw を使う必要があります
ゲームイベント
追加されたゲームイベント
- jukebox_play
- jukebox_stop_play
マルチプレイ時の安全なチャットの署名
- チャットメッセージの順番が暗号的に検証されるようになりました
- プレイヤー通報でチャットメッセージの内容を確かめるために使用されます
サーバー
- 専用サーバーでは enforce-secure-profile がデフォルトで true に設定されています
- サーバーに記録された安全ではないチャットメッセージに [Not Secure] のタグが先頭に付くようになりました
- 新しいネットワークパケットを通じて、カスタムサーバーで、通常のチャットに独自の自動補完オプションを設定できるようになりました
- 新しいネットワークパケットを通じて、カスタムサーバーで、メッセージを非表示にできるようになりました
- 非表示にしてもチャットログからメッセージは削除されません
1.19 で修正されたバグ
本アップデートで 50 個以上のバグが修正されました。一覧はバグ公開トラッカー (英語) でご確認ください。
アップデートの入手方法
Minecraft Launcher を開いてプレイをクリックし、アップデートをインストールしましょう!
クロスプラットフォームサーバー jar:
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- フィードバック専用のサイトにアクセスするか、マインクラフトの公式 Discord でご報告ください。
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