暗黒界へようこそ！

暗黒界に旅行をして、羽を伸ばしましょう！本記事はファミリー向け（特に防火意識の高いファミリー向け）ツアーのご案内です。ツアー日程は目まぐるしく、スリリングな景観や、古代の砦跡、野生動物、そして豊かで少々非友好的な現地の文化を楽しめます。オーバーワールドでの日常からちょっぴり抜け出したいそこのあなたにぴったりのツアーです！【警告】このツアーでは、少しだけ危険な目にあうかもしれません。

次の大きな暗黒界のアップデートが行われる前に、現在の暗黒界へバカンスに行きましょう！Minecraft で最もホットなリゾート地をご紹介します！

いいね！ファーストクラスで連れてって！

暗黒界に行くには、飛行機やボートで長時間移動しなくてもいいんですよ。これは自分で移動手段を作れるというスペシャルツアーです。楽しいですね！必要なのは黒曜石のブロック 10 個ぐらいと、火打石と打ち金のみ。これだけあれば、暗黒界行きのポータルを作成することができます。

ポータルは様々な形やサイズでのものが作成可能ですが、もしリソースが限られているなら、1 番シンプルで小さなポータルを作ることをおすすめします。枠がドアっぽい形の、上と下は 2 つのブロックで、右側と左側は 3 つのブロックで構成されているポータルです。

一度移動手段ができたら、火打石と打ち金でポータルに火をつける必要があります。リスクがあるように思えますが、次元を旅する時は、ちょっとした火が必要なんです。車のホイールに潤滑油が必要なようにね。さて、火をつければ、紫色の透明な液体のようなものがポータルを満たすのが見えるでしょう。やった！

多分、変な... ユニークな音がポータルから聞こえてくるでしょう。でも、心配しないでください！その音は想像力で何にでも変えることができます。著者はこの音を、何次元か先の、時空を超えた場所にいる何らかの生物が「おーい、おーい！」と現実世界のあなたに向かって叫んでいると想像するのが好きですね。こちらからも叫び返しましょう「おーい、おーい！」。

それからフレームの中に足を踏み入れて、視界がぼやけても嘔吐しないように気をつけながら（緊張する分、楽しい休暇が待ってますよ！）、次元の間に乱暴に放り出されるその時を待ちましょう！わーーーーい！

何を準備して行けばいい？

初めて暗黒界へ旅行する人の多くは、準備が足りなくて、持ち物不足になってしまうことがあります。そういった人は、火が流れる滝や、突拍子もなくポタリと落ちてくる溶岩、それから絶え間なく続く現地生物の叫び声や鳴き声に対して不満を漏らしてしまうことがしょっちゅうです。でも、一旦叫び声の音に慣れてしまえば、美しい小鳥のさえずりのように聞こえてくるはずです。多分！

暗黒界の美しさを正しく理解するには、特定のアイテムをいくつか持っていくことをオススメします。旅慣れた人やセーターマニアの人たちは、重ね着が重要だと言うことはご存知ですよね？暗黒界の場合は、これに該当するのが鉄やダイヤモンドの防具です。これらの防具を身につければ、あなたが遭遇するであろう死んでしまうワクワクするような出来事に役立ちますよ。

それから、剣、弓矢（うっかり地元民の注目を集めてしまったときのために）、ツルハシ（お土産を集めるために）、それから好きな食料とボウル（ホームシックにならないように）、それから火打ち石と燃えやすいもの（そんな事はないと思いますが、もし何らかの理由で帰りたくなったら、帰りのチケットになります）、丸石のスタックを 2 つほど（ホテルを予約しておくのを忘れて、泊まる場所を急いで建てないといけない時のために）を持っていくのがいいと思います。他の持ち物（特に貴重品）は家のチェストに置いてきて下さい。それか、著者がお預かりします！タダで暗黒界というパラダイスをご案内するとでも思いましたか？

自由行動の時間です！

暗黒界への旅行者からの苦情で 1 番多いのは「うわあああ！体が燃えてる！」です。もう一つのよくある苦情は「歩き回るのが楽じゃない」ということです。ナンセンスですね！いくつかのコツを頭に入れておけば、暗黒界を移動するのは結構簡単になります。探索中はこまめに丸石のブロックを置いて目印を作って下さい。そうすれば道に迷った時に、帰り道がわかるようになります（ヘンゼルとグレーテルみたいに！彼らには悪い事は起きませんでしたよね）。

もし、オシャレに旅したいのであれば、丸石でアーチを作ってもいいですよ。著者が暗黒界に招いたゲストはこんな看板まで立てていました。「こっちに進め！ツアーガイドを信用するな！暗黒界はひどい場所だ。ガイドはお前を厄介事に誘い…」 さて、次に行きましょうか！

暗黒界で使える情報としては、しのび足キーを押しておけば、崖から落ちることは無いということです。もちろん、早く移動することはできませんが、時にはゆっくり落ち着くことも大事ですよね。硫黄っぽい空気をいっぱい吸い込んで、深呼吸して、美しい火の粉が舞う地獄のような風景を見渡してみましょう！しのび足キーは、溶岩の海に橋を架けるときにも使えるテクニックです（もし普通に橋をかけるのが怖い場合は）。

著者からの最後の暗黒界ツアーのアドバイスは暗黒石のトンネルをくぐる時に役に立ちます。暗黒界の溶岩はオーバーワールドのそれよりも、何というか…自由に流動するんです。時には岩の継ぎ目が仲良くなりすぎて融解しそうなのに出くわすでしょう。これを避けるには、常に 2 ブロック分の幅のトンネルを掘って、その端っこを歩いてください。反対側には側溝があることを確認して下さいね。そうすれば、掘り起こしてしまった溶岩は側溝に流れ込んで行くので、あなたの靴に染み込んでくることもありません！

暗黒界の生き物たち！

暗黒界では数え切れないほどの動植物があなたを待っています。あなたが最初に出くわすであろう種族は、おそらくゾンビ  pigmen でしょう （今では別名「ゾンビ piglins」としても知られています）。このゾンビブタさんはどこからやってきたのでしょうか？Mojang 社は情報開示を拒否していますので、著者の理論をここに記します！

著者の推理だと、ゾンビと豚が同時に暗黒界ポータルに迷い込んだのではないかと考えています。そして融合し、ゾンビの粘り強さと豚の好奇心が合わさって、暗黒界の過酷な環境に耐えうるボディを手に入れたのです。そこから、ゾンビ pigmen は爆発的に増殖し、今日に至ります。この理論を証明しようと、個人的に豚とゾンビをポータルに突き飛ばしてみましたが、よく吠えるホットドッグが出来上がってしまいました(´・ω・`)

暗黒界を旅する場合はゾンビ pigmen は同族愛が強いということを知っておいてください。一匹攻撃すると、近くにいる別の pigmen が来てしまうことがあります。忠告しましたからね！

他に見るべきものといえば、マグマ キューブです。攻撃的ではありませんが、触るとものすごく熱いです。近くを歩く時は注意して下さい。特に攻撃する時は…。半分に叩き切っても、分裂してそれぞれ意思を持ってしまいますから！

ちょ、その反応はなんですか？せっかくのホリデーツアーを楽しんでくださいよ！キューブに攻撃されて火だるまになるのはもう嫌ですって？こんな旅行先じゃなくて、音フェチ動画が視聴できるハイテクなサウナを予約しておけばよかったと？友よ、暗黒界にもあなたが聞いたことがないような、音フェチが歓喜するような音もありますよ！

暗黒界で少しの間、目を閉じれば、極上の喜びに浸ることができるでしょう。暗黒界の音の風景はオーバーワールドで聞こえるものとはまったく異なります。溶岩の音や、ゾンビ pigmen の鳴き声、暗黒界で最もカリスマ的な生き物であるガストが放つ子供のような甲高い声が絶妙に混ざっています。

ガストは暗黒界を旅する人にとっては厄介な存在です。悲しい顔をした大きくてフワフワの雲に見えますが、毛嫌いするものを見つけるとすぐさま火の玉を吐き出して攻撃してくることで有名です。そのため、ガストからは十分距離をとってください。もし彼らの怒りを買ってしまったら、ガストが帰るまで物陰に隠れてやり過ごすのが 1 番の解決策です。ちなみに著者はツアー参加者が返金を要求してきた時に同じ対策を取ります。

暗黒界の観光名所！

暗黒界で有名なスポットは、力強くたたずむ古代の砦の数々です。これらの素晴らしい建築様式は訪ねてきた人の期待を裏切りません。しかし、ここに来るには危険が伴います。砦は、経年劣化のため予測しない場所で瓦礫が落ちてきたり、行き止まりがあったり、その他にも特筆すべき独特な生き物に出くわすことがあります。

1 番危険なのはウィザー スケルトンです。彼らはオーバーワールドのスケルトンとは違い、弓を使うのを止めて、毒で覆われた剣を使うことにしました。この剣で攻撃を受けると、しばらく痛みが続きます。すっかり聞き忘れていましたが、暗黒界に入る前にちゃんと注射打ってきましたか？え？打ってない？あらまあ。

暗黒砦でさらに特筆すべきなのはブレイズです。純粋な溶岩でできた存在で、侵入者に火の玉を浴びせてきます。研究者たちはブレイズが元々は砦の先住者たちが生み出したのではないかと推測しています。その研究者のうちの何人かは、先住者たちがブレイズの制御を失ってしまい、その結果滅んでしまったのではないかと考えているようです。

でも、大丈夫です！あなたは生き残れますよ。たぶん。さっき旅の安全を約束する書類にサインしたじゃないですか！あの書類はどこにありますか？あっ、ごめんなさい！ブレイズが持っているみたいですね…。

暗黒界のグルメ事情

暗黒界グルメはまだ発展途上にあり、旅行者にとっては食べるものを見つけるのが困難というのが正直なところです。そのため、ご自身で食料を持ってくるのがベストですが、ピンチの時は食用きのこを栽培してマッシュルームスープを作ることができます（おわんを持つのをお忘れなく！）。

こういった温かい食事は、今までポータルへ戻ろうとした数多くの冒険者たちを救ってきました。さあ、そのスープの残りを著者に分けてくれれば、ポータルへの道を教えてあげてもいいですよ。

暗黒界の宿泊施設

我々「暗黒界観光局」は現在ホテル業界に働きかけて、暗黒界に宿泊施設を誘致しようと頑張っています。何社誘致できたかですって？悲観主義な人はゼロというでしょうが、著者は楽観主義なので「1 よりちょっと少ない」とだけ言っておきます！ 

暗黒界を旅する人は自分のベッドを持って行きたがりますが、これはお勧めできません。どういうわけか、暗黒界ではベッドが爆発してしまうんです。科学者たちは原因解明に全力を上げていますが、全力を上げるのはすごく疲れるので、自然にベッドを配置してしまい、ええと、永遠の眠りについてしまいました。

以上！帰路につきましょう！

えっ、もう帰っちゃうんですか？すごく楽しんでいたじゃないですか！あっ…剣を下ろして下さい。送りますってば。さて、オーバーワールドへ帰る時は単純にポータルに足を踏み入れて下さい。数秒間ユラユラする視界に耐えて、向こう側に飛び出せば、あっという間にオーバーワールドに到着です！えっ？旅行中にあなたのエメラルドとチェストが盗まれたと？えっと…はい、ツアーはこれでおしまいです。それでは！

次回のアップデートで暗黒界がより居心地よくなります。アップデートについてはこちらの動画でイェンスとアグネスが語ってくれています。

暗黒界ツアー、楽しんでいただけましたでしょうか？恐ろしくセレブ価格だったと思いますが、またのご来訪を…ちょ、私のポータルを粉々にしたのは誰ですか？