今回の特集では Minecraft の頭用の防具「ヘルメット(兜)」に着目したいと思います。
ヘルメットは Minecraft にある 4 つの防具アイテムのうちのひとつです(チェストプレートファンの皆様はもう少々お待ちください。そのうちそちらの特集もやってきます)。2010 年 2 月にほかの防具アイテムと同時に追加されましたが、それから約 6 ヵ月ものあいだは機能のない防具アイテムで、ただのテクスチャーでした。
被りモノ好きにはたまらない!
今回の特集では Minecraft の頭用の防具「ヘルメット(兜)」に着目したいと思います。
ヘルメットは Minecraft にある 4 つの防具アイテムのうちのひとつです(チェストプレートファンの皆様はもう少々お待ちください。そのうちそちらの特集もやってきます)。2010 年 2 月にほかの防具アイテムと同時に追加されましたが、それから約 6 ヵ月ものあいだは機能のない防具アイテムで、ただのテクスチャーでした。
ヘルメットには、革、チェーン、鉄、ダイヤモンド、金の 5 つの種類があり、その目的は頭をダメージから守ることです(忘れてはいけない亀の甲羅もありますが、こちらはヘルメットの種類にはカウントしません)。頭を守ることについて、ヘルメットはとても良い仕事をしてくれますし、作成の際に使用された材料に応じて防御力の数値も変動します。たとえばもっとも強いダイヤモンドのヘルメットは、防具のポイントが 1.5 となります。
ヘルメットを作るには、それぞれのヘルメットの種類に対応する材料が 5 個必要です。その材料をクラフト グリッドの中に n 字型に並べて入れれば出来上がりです。また、ヘルメットはゾンビ、ハスク、ストレイ、そしてスケルトンからときどき奪えたりもしますし、村人から買ったり、チェストの中から見つけたりすることもできます。
ヘルメットにはエンチャントが付与できることも忘れてはいけません!ほかの防具アイテムに付与できる、火炎耐性、飛び道具耐性、爆発耐性、昔ながらの定番ダメージ軽減(防護)、併せて棘の鎧(とげ・イバラ)、修繕、そしておなじみの耐久力のエンチャントはどれも付与可能です。ただし、ヘルメットにしか付与できないエンチャントもふたつ存在します。それは水中での採掘を楽にしてくれる水中採掘と、呼吸時間を増やしてくれる水中呼吸です。水中に滞在する計画があるなら、このふたつはとても役立つでしょう!
現実世界でも、ヘルメットはたいへん重要なアイテムです。頭は人間のとても大事な部分ですからね。足先や足全体がなくても生きられるかもしれませんが、頭がなければ生きていられません(伝説の首無し騎士デュラハンなら話は別ですが)。有史以前からヘルメットが存在するのは、おそらくそれが理由でしょう。そしてヘルメットの歴史には、とても興味深い飛躍的な進歩がいくつか見られます。
初期のヘルメットは紀元前 8 世紀のコリント式です。映画『 300 <スリーハンドレッド>』に登場した兜ですね。この古代ギリシア発祥のヘルメットは、銅製で頭と首全体を覆う形をしており、被る人が物を見たり、呼吸したり、話したりできるように切り込みが入っていました。このヘルメットはいろいろなタイプが作られ、数百年ものあいだにわたって使われ続けました。
その後に登場したのがケトルヘルムです。11 世紀に考案されたものですが、さまざまな形に手を加えられ、第 2 次世界大戦まで使用されました。このヘルメットは、金属で作られた山高帽です。幅広のつばが付いていて、頭の上部を覆っていますが、顔はまったく塞がれていません。被る人が解放された状態でありながら保護もしっかりできたため、とても人気がありました。
20 世紀中頃にプラスチックが発明されると、ヘルメットは軍隊以外でもごく一般的に使用されるようになりました。現代ではあらゆるときに被りますよね。サイクリングやスキーなど、さまざまなスポーツでも使われています。最近ではなんと、自転車などで衝突したときに首に巻いた部分から飛び出る空気注入式ヘルメットまであります!
残念ながら、それはまだ Minecraft にはありません。その理由はプラスチックを発明するような賢い村人がまだ登場していないからです。でも、この先はどうなるかわかりません。今後のアップデートにご注目を!運が良ければ、今世紀の終わりまでには最新式ヘルメットがゲームに追加されるかもしれません!
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