ラヴェジャーについて知ろう!

最凶モブ誕生秘話

さて、牛を思いっきり怒らせてから、クロスボウが大好きな略奪者を背中に乗せたらどうなりますか?そうです、物凄く困惑してる牛の誕生ですね。しかし『Minecraft』に新たな敵を登場させたいと思っている開発チームがそれを作ったとしたら?とてつもなく怒り狂ってる牛「ラヴェジャー」の誕生です。

しかしラヴェジャーはただの凶暴な牛ではありません。彼らは「村と略奪者」(Village & Pillage)アップデートにおける、最もタフで強力で恐らく一番恐ろしい脅威となります。

ここでひとつ白状させてください。数時間ほどアップデートをプレイしたのですが、ハッキリ言ってラヴェジャーたちは怖すぎます。想像してみてください。もう寝なくちゃいけない時間だというのに、どうしてもダンジョンを探索したくて『Minecraft』をプレイしてる自分の姿を。

あなたは夜中にクモやクリーパー、ゾンビやウィッチたちが登場する静かな大地を歩き回っています。しかし勇敢な冒険家であるあなたは、そのような生き物に殺されるような恐れはありません。暗闇に覆われた世界はまるで宇宙の中で眠るように静かですが…

突然、こんな重低音の低い唸り声が鳴り響くのです。

「モオオオオオオオ!」

…と、そんな感じで夜中の3時に思わずチビってしまいました。

この実にエッジの効いた牛の生みの親である開発者のJens Bergensten氏はラヴェジャーの誕生秘話についてこう語ります。「ラヴェジャーの開発に着手したのは2017年の春だった。邪悪な村人をより脅威的な存在にするために、おもちゃを与えてあげたいと思ったんだ」と言います。強力な防具と、簡単にプレイヤーをノックアウトする角を持つ生き物が「おもちゃ」ですと?まるで私がまったく敵わなかった高校時代のいじめっ子じゃないですか…

Jensはラヴェジャーをデザインする際に人気のあるモンスターや神話上の生き物を参考にしたそうです。「ライオンの体、人間の頭、ドラゴンの翼、そしてサソリの尾を持つ、ダンジョンズ&ドラゴンズに登場するマンティコアからインスピレーションを受けたよ」

なるほど!だからラヴェジャーには人間の頭が…あれ?ないですね。それどころか、ドラゴンの翼もサソリの尾もないですし、外見そのものがマンティコアに似ていませんね。でも、いいのです!インスパイアされてるだけで!

ラヴェジャーの初期デザイン案

種族的な繋がりはないものの、ラヴェジャーは伝説の生物「マンティコア」のイメージを軸にデザインされました。

「巨大な「邪悪な村人」の頭をしたモンスターが登場したら面白いと思ったんだ」とJensは説明します。「ラヴェジャーのコンセプトはそのアイデアから生まれたのさ。『Minecraft』のモブである仕様上、リーチが短くなってしまうため、あえて首を伸ばしてかみつき攻撃をさせたんだ」

つまり、ヘビの頭をした牛みたいなこと?なるほど!たしかにマンティコアっぽいですね。しかし恐ろしや…

「邪悪な獣」と呼ばれてた頃の初期デザイン。この恐ろしい白い目が最終版に採用されなくてよかった~!(´∇`)

ラヴェジャーの開発に関わったJava技術者であるCory Scheviak氏は自身の制作したヘビと牛が融合した化物を誇りに思っているという。「美しい獣だね」と彼は語ります。ヘビ牛が好きな私も同意です!ただしあの鳴き声だけはちょっと…

「モオオオオオオオ!」

「中ボスのような敵を登場させたかったからラヴェジャーを作ったんだ」とJensは続けます。「でも正直、ちょっとマヌケにもしたかったから、おかしな要素も組み込んだよ」

「ラヴェジャーは一見悲しげな表情をしてるけど、実際は全然そんなことはないんだ。ようするに我々は思いっきり邪悪に見えるモブよりも、少し面白おかしいほうがいいと思ったんだ。実際、出来上がった姿は実に不機嫌そうでしょ?」

夜中にラヴェジャーと遭遇してチビッた私としては、実に不機嫌そうにも邪悪そうにも見えますね。

ラヴェジャーとの戦闘は一筋縄ではいきませんので、盾を忘れずに!奴らは防御力が高くて、強力な尖った角で攻撃してきますので用心しましょう。しかし、開発者たちはこれでもまだ能力を控えめにしたそうです。なんと当初のデザインでは背中にクロスボウが搭載されていたとのことです。

「それはさすがにやり過ぎだと思って採用しなかったよ」と、Jensは自身の最高にタチの悪いアイデアについてクスクスと笑いながら語りました。

たしかにそれはやり過ぎですね…

「でも背中に略奪者を乗せたら、同じ効果が得られることに気付いて、今のような形になったんだ」と。

うっ…

著者:
Minecraft Japan Staff
公開済み

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