Minecraft で死んでしまうのは結構イヤなことですが、ネザー (暗黒界) で死ぬのはさらにイヤです。ずっと遠くにあるオーバーワールドの拠点から引き返さないといけないだけでなく、炎や溶岩の上にアイテムが散らばってケシズミになるリスクもあります。
後者はどうにもできませんが、前者のいまいましさをもう少し軽減すべく、今回のネザー アップデートではネザーにスポーン地点を設定できるようになりました。それには今日ご紹介する「泣く黒曜石」が必要なんです!
この記事を読んだら泣くかもよ!
Minecraft で死んでしまうのは結構イヤなことですが、ネザー (暗黒界) で死ぬのはさらにイヤです。ずっと遠くにあるオーバーワールドの拠点から引き返さないといけないだけでなく、炎や溶岩の上にアイテムが散らばってケシズミになるリスクもあります。
後者はどうにもできませんが、前者のいまいましさをもう少し軽減すべく、今回のネザー アップデートではネザーにスポーン地点を設定できるようになりました。それには今日ご紹介する「泣く黒曜石」が必要なんです!
泣く黒曜石は荒廃したポータルから入手できます。荒廃したポータルはネザーでもオーバーワールドでも見つけられる古代の建造物です。一時はこのポータルで二つの次元を行き来できましたが、経年劣化により使えなくなってしまいました。荒廃したポータルが追加されたのは、おそらくネザーのことを知らないであろう新規プレイヤーの皆さんにヒントを与えたかったからです。オーバーワールド以外にも訪れることができる次元が存在することを少し分かりやすくしました。Java 版の開発者、Brandon Pearce が以下のように説明してくれました。
初期段階では、荒廃したポータルは半壊して崩れているデザインだったのですが、新規プレイヤーの皆さんにネザーポータルがどのような形か知ってもらうために、ある程度元の形がわかるデザインに変更しました。そこで割れた黒曜石 (Cracked Obsidian) がぴったりでした。ポータルの形を保ちつつ、一部はプレイヤーが "修理" できるような割れ目を表現することができました。 リスポーン アンカーを開発している時に、昔から案として挙がっていた泣く黒曜石というブロックを思い出しました。このブロックは元々はスポーン地点を設定するためのものだったのですが、追加されませんでした。そこで、二つのアイデアを一つにしてはどうかと考えました。割れた黒曜石 (Cracked Obsidian) を泣く黒曜石にして、リスポーン アンカーをクラフトするのに使えるようにしました。Win-Win(ウィンウィン)ですね! - Brandon Pearce
Minecraft の大ファンのあなたなら、Brandon の話にピンときたのではないでしょうか?泣く黒曜石が Minecraft のテクスチャライブラリに追加されたのは、ベータ版 1.3 のことです。その時はリスポーン地点を設定するための手段として追加されましたが、その後、代わりにベッドが追加されたことで泣く黒曜石は ベータ版 1.5 でお払い箱になってしまいました。
泣く黒曜石は荒廃したポータルから入手できるほか、ピグリンと物々交換したり、砦の遺跡にあるチェストからも入手可能です。開発者たちは他のアイデアも検討していたみたいですが。
最初は普通の黒曜石をポータルの中に投げるか、雷に打たせることで泣く黒曜石を作れるのも面白いかなと思っていました。ですが開発しているうちに、ピグリンとの物々交換を価値あるものにしたいと思い、物々交換と荒廃したポータルからのみ、泣く黒曜石を入手できるように調整しました。 泣く黒曜石に火を付けるとブロックがランダムにテレポートするという案もありましたが、それだけだと新たな機能性が備わるわけでもないと考え、最終的にはその案はボツになりました。 - Brandon Pearce
ということで、次にオーバーワールドを歩き回るときには、荒廃したポータルがないか探してみてください!もし見つけられたら、泣く黒曜石を収集するのをお忘れなく!でないと、今度ネザーで死んでしまった時に泣くのは黒曜石ではなく、あなたかもしれません!
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