特集「エメラルド」

著者の執筆料はエメラルドではなく、Minecoin で支払われます(´・ω・`)

Minecraft の村人たちがエメラルドを使って何をしているのかと聞かれたことがあります。村人たちは地底にエメラルドの要塞でも立てているのでしょうか?それとも村人の記念モニュメントでも建てているのでしょうか?答えは簡単です。

エメラルドは通貨なんです!Minecraft の世界では、エメラルドは物やサービスと交換するために使われる媒体であり、私達の世界で言うコインやお札のようなものです。プレイヤー、村人、そして行商人はエメラルドを、物やサービスの価値を表すのに使用しています。石炭を 15 個やジャガイモを 26 個運ぶよりもエメラルドを 1 個持ち運んだほうが楽ですよね。現実世界で Minecraft のゲーム本体をジャガイモ 50 個と交換しようとした人はお分かりだと思いますが。

エメラルドが Minecraft に登場したのは 2010 年 1 月のことですが、そのあと「ダイヤモンド」に改名され、皆さんはエメラルドの存在を忘れてしまいました。2012 年に、Jeb が取引システムを作った時は当初はルビーが通貨になっていました。しかし、数週間後にエメラルドに差し替えられました。ルビーは別のゲームのために取っておくことにしたに違いありません!

エメラルドを手に入れるには 4 つの方法があります。1 つ目は地面から掘り起こすことです。エメラルド鉱石は山岳バイオームでのみ採掘でき、簡単には見つけられませんので、挑戦したい方は頑張って下さい!2 つ目はチェストから見つけることです。エメラルドは遺跡、イグルー、村、難破船、ジャングル、砂漠の寺院、エンド シティなど、様々な場所で報酬として入手可能です。

3 つ目は、ヴィンディケーターやエヴォーカーを倒すことです。毎回ではありませんが、倒すとエメラルドをドロップすることがあります。最後に、おそらく 1 番簡単に大量のエメラルドを手に入れる方法は、村人や行商人と取引をすることです。村人とおしゃべりしに行けば、どんなアイテムとエメラルドを交換してくれるか教えてくれます。取引をたくさん行えば、交換できるアイテムが増えるかもしれません!

大好評だった「今週のブロック」シリーズの記事を書いた時に、現実世界のエメラルドを取り上げましたが、今回は通貨としてのエメラルドについて掘り下げていきたいと思います。

現実世界での通貨は古代エジプトとメソポタミア文明で貯蔵されていた穀物に対する「領収」という形態で始まりました。金属が穀物の価値を表すものとして使用されていました。何故ならば金属は手に入れるのが難しく、運ぶのが簡単だったからです。しかし、穀物貯蔵庫を警護するのは大変で、通貨の価値は、それを守る軍事力と同程度の価値しかありませんでした。

その後、貨幣制度が出き上がりました。貨幣制度では金属を計量し、価値のある金属の量が適切な分だけ入っているという証明として、権力者の印が押されていました。金の価値が1番高く、その次に銀、銅と順に価値が小さくなっていきます。標準化されたこのシステムは、銀行のシステムの基礎となりました。

紙幣が最初に登場したのは中国でした。元々は卸売販売業者が使う貨幣制度の手付金の受領書で、特定の地域内でしか使用することは出来ませんでした。しかし 10 世紀になって、宋王朝が紙幣の使用を拡大し、世界初の国家が発行する通貨を作り出しました。同じ頃、中世のイスラム世界でも近代的な経済ツールが発明されていました。信用取引、小切手、預金口座、ローン、掛売り、為替レートなどです。

そして現在の世界の経済システムは強大であり、私達の暮らしに大きな影響をもたらしています。もたらしすぎだと言う人もいるかも知れません。通貨は各国で大規模に発行されていますが、航空会社のマイレージや MMO ゲームのクレジットも有効な通貨として扱われますし、国が発行する通貨と同じような法規制がなされています。

ここ数年でビットコインのような暗号化した通貨が次々と頭角を現していますが、それらが通貨になりえるか、それとも一時的な流行で終わるかを結論づけるには、まだ時期尚早ですね。もしビットコインのような通貨がお金に取って代わることがあれば、Minecraft でもどの様に取引を行うべきか再考の余地があるでしょう。でも、今のところはプレイヤーのあなたが採掘すべき通貨はエメラルドで間違いありません!

著者:
Minecraft Japan Staff
公開済み

    Block...Block...Block...