Minecraft でのスポーン、死亡、リスポーンのしくみ

Minecraft で新規ゲームを始めると、作成したワールド内の「スポーン地点」という特別な場所が始まりとなります。「探検」の記事では、その場所の座標や、迷子になった後の見つけ方を説明しています。シングルプレイヤー ゲームを開始すると、常に夜明けでスポーンします。これは Minecraft での 1 日の始まりです。

Minecraft: Bedrock Edition で新しいゲームを作成すると、ワールドのスポーン地点は所定のバイオーム (平原、森林、薄暗い森、タイガ、ジャングル、サバンナ) のいずれかからランダムに選ばれます。Java Edition では、ほぼあらゆる場所が選ばれます。 

ゲーム内で初めてスポーンするときは、インベントリには何もない、自分自身の手だけが道具です。次に起こることはもちろん、あなた次第です。ただし、夜が訪れ、敵対的なモブが現れることを忘れないでください。

2.死亡

敵対モブについて話すならば、Minecraft プレイヤーが冒険の序盤で向き合うであろう「死」は避けて通れない話題です。若気の至り、蛮勇、傲慢など、考えられる理由はいろいろありますが、おそらくかなり早い段階で、「死んだ！」という淡々としたメッセージを見ることになるでしょう。

画面下部のハートで表示されている、体力ポイントがゼロになると死亡します。体力のしくみについて詳しくは、こちらでご覧になれます。

どうすれば死を回避できますか？

まず、死亡する可能性を完全になくすこともできます。Minecraft をクリエイティブ モードで遊ぶと死亡することはありません。生き延びることに気を払わず、建築や探検に集中したい場合は、[新しいワールドの作成] 画面で [クリエイティブ モード] を選択してください。クリエイティブ モードでは無敵になるだけでなく、Minecraft のすべてのブロックとアイテムを無限に使用できます。さらに、空を飛び、あらゆるブロックを一撃で破壊することもできます。また、敵対モブがアクティブに向かってこなくなるので、不意打ちをされることもなくなります。

2 番目の方法はもちろん、サバイバル モードでのプレイです。注意深くやりましょう。数点アドバイスさせていただきます。

• 決して、真下に掘り進めないよう気をつけてください。立っているブロックの下には何が潜んでいるかわかりません。溶岩や深い落とし穴かも知れませんよ。 

• 夜にはシェルターを探しましょう。夜間は敵対モブが暗闇に湧いてくるため、オーバーワールドの地表は危険な場所になります。拠点に留まるか、採掘に専念するのがおすすめです。これなら、日中と危険度は変わりません。

• 渓谷の端を歩くときは、しゃがみましょう。しゃがんでいると、立っているブロックの端から離れることがなくなるので、運悪く滑ってしまうリスクを大幅に抑えられます。

• 自分の力を知りましょう。インベントリに木の剣と 27 個の土ブロックしか持っていないときに、敵対モブの大群を攻撃してはいけません。

• 別の次元には、他のルールがあることを忘れないでください。 

もちろん、Minecraft では他にもたくさんの要因で死亡することがありますが、自分で発見するのも楽しみの一部です。すべてをネタばらしすることは遠慮させていただきます。これらの基本ルールで、冒険を初めて数日間は安全を確保できるでしょう。

3 番目に紹介するのは、死を回避する高度な方法です。それは、不死のトーテムを入手することです。この入手困難なアイテムは、レイドや森の洋館に登場する「エヴォーカー」と呼ばれる、呪文を駆使する邪悪な村人がドロップします。冒険の序盤で入手できる可能性は相当低いので、手に入れようとするのは得策ではありません。でも、もし見つけたら、何を手に入れたか注意しましょう。 

この力を使うには、不死のトーテムをアクティブに持っておく必要があります (ホットバーに入れているだけでは発動しません)。致死量のダメージを受けると、不死のトーテムが 1 ハート分の体力を付与します。つまり、トーテムが消費されたらすばやく回復するか、襲撃者から逃げなければいけません。インベントリに大量の貴重なアイテムやブロックがあってリスポーン地点から離れている場合や、強力な敵と戦おうとしている場合など、いちかばちかの状況に備え、不死のトーテムを取っておくのが得策です。

3.リスポーン

Minecraft の死亡画面で「リスポーン」を選ぶと、リスポーンできます。既定では、ワールドのスポーン地点に戻ります。

それまでに持っていたアイテムは死亡した地点に残っていますが、取り戻すには時間制限があります。技術的な話になりますが、アイテムをドロップした場所が読み込まれてから、インベントリを取り戻すことができるのは 5 分間です。ワールドの各部分 (「チャンク」と呼ばれます) が、厳密にいつ読み込まれるかを測定するのは非常に困難なので、一般的なルールとしては、持ち物を取り戻したいなら子供ゾンビのように速く走る必要があります。もちろん、溶岩に落ちてしまった場合は、防火性能を持つネザライト製以外のアイテムが残っていることには期待できません。

どうするとリスポーン地点を変更できるのですか？

ワールドのスポーン地点にこだわっていると、とても不便で、探検に制限がかかります。真の Minecraft の流儀では、自分自身の地点を設定できます。

アンカーをクラフトし、設定したら、それを新しいリスポーン地点にするには、チャージが必要です。グロウストーン ブロックを持ち、アンカーに使用するとチャージできます (一度に、最大 4 回チャージ可能)。1 回以上チャージを行ったら、アンカーを使用するとスポーン地点に設定できます。その場所でリスポーンすると、チャージが 1 回分消費されます。アンカーを使い果たした状態で死亡した場合は、ワールドのスポーン地点に戻されます。

これにて、Minecraft における死亡のしくみと、それを回避する方法に関する基本ガイドを終了します。やられてしまっても、くよくよしないでください！Minecraft では、クリーパーに驚き、急いで持ち物を取り戻しに行くのはとてもよくあることです。